E colock

From 2006.igem.org

Revision as of 10:55, 13 August 2006 by Sugaya (Talk | contribs)
Jump to: navigation, search

Contents

E colock "self-cycling-E. coli"

⇒Go to "E colock" English page??
wikiページ(英語)


メンバー

Chiba 2006 wikiページ(英語)
[http://chem.tf.chiba-u.jp/igem/ iGEM Chiba オフィシャルページ(日本語)]

『む』チーム

コンセプト

シアノバクテリアのもつ、生物時計システムKaiを大腸菌に導入し、周期的な動作をさせる。

原理

Kaiシステムの導入

Kaiシステムは最も単純で分子レベルでの解析が進んでいる、24時間周期の生体時計システムである。
Kaiシステムは3つのタンパク質KaiA、KaiB、KaiCの行うリン酸化サイクルであり、KaiCとリン酸化KaiCの量により周期が発生する。
この振動は特定部位の転写を活性化するセンサーキナーゼSasAにより伝えられる。
Kaiシステムのサイクルを蛍光たんぱく質の発現量により観測する。


問題点

1.Kaiオペロンの導入

Kai遺伝子は導入が可能だが、シアノバクテリア由来なので大腸菌内でKaiシステムが機能するだろうか?


2.同調機能の欠如

シアノバクテリアは光合成により、その周期をリセットしている。これにより全体の振動が同調している。
しかし、このリセットを行っている遺伝子は未だ同定されていないので、大腸菌の振動がバラバラになることが予想される。

→→①LacリプレッサーをKaiAプロモーター、KaiBCプロモーターの下流に置き、Kaiの振動を止める。
これにより全体が同調する。

→→②AIが使える??


オプション

周期の制御

Kaiタンパク質の変異株はその周期が様々であることが報告されている。
同様に変異株を作成し、任意の周期を持った“E clock”を作成したい。


実験計画

活動報告:8月

Personal tools
Past/present/future years